90年代憧れの水槽をこの手に【ニッソー ルームメイト901】

アクアリウムとアクアカルチャー

こんにちは、アクアリストのエッゲルです

エッゲルがアクアリウムを始めた頃は1990年代、バブルが弾けた直後で、熱帯魚ブームの勢いがまだまだ続いておりました。なので、当時のアクアショップの盛況ぶりを肌で感じてきています

屋上に熱帯魚売り場のある百貨店があちこちにあった時代です。あたらしい熱帯魚がどんどん入ってきて、毎週ワクワクしながらショップに通っていました

そんなブームの真っ只中で、画期的な水槽が登場します

それは、ルームメイト

本日は、このルームメイトのおはなしです

結論:デザインを追求したら、ルームメイト901が最高

現在愛用のルームメイト901です

この画像をみていだだければ納得ですね?!

アクアショップを100軒以上!?まわって、無数の水槽をみてきた私の経験から言うと、ルームメイト901を超えるものがありません

バブル期熱帯魚ブームを牽引したニッソー

ルームメイト901を発売したのは、株式会社ニッソーです。ニッソーは、90年代の熱帯魚ブームに最も貢献した企業のひとつです。東京ドームのスタンドに「NISSO]って広告を出していたんですから、当時の会社の勢いがわかると思います

ニッソーHPはこちらから

美しく神秘的な観賞魚ワールドを確かな品質と高い技術で広げます|ニッソー事業部|ペットのフードと用品の総合メーカー マルカン (mkgr.jp)

しかし、ブームの終焉とアクア業界の衰退により業績悪化。民事再生手続きを申請し、現在はマルカンと合併してしまいました

熱帯魚ブーム当時のニッソーを知るエッゲルにとって、少し寂しい状況です

当時は画期的技術だった90度曲げ加工

水槽といえばフレーム付きの水槽がメインでした。それが、ニッソーのガラス90度曲げ加工の技術により、水槽にあたらしい時代を迎えます

ニッソーといえばこの90度曲げ加工!

どうですか?このみごとな曲線♪角が滑らかになって、邪魔なフレームがなくなりました♪

魚の観賞価値がグンとアップ!

すっきりしたデザインに高機能のオールインワンタイプ

魚を最も魅力的に見せてくれる最高な形の水槽は何だろう?

長方形?キューブ型?六角形?円筒形?球型?

長方形はなんだか味気ない。キューブは奥行きがあり過ぎる。六角は1方向から見える面積が小さい、円筒や球型は歪んで見える。

各々のメリット、デメリットを踏まえ、たどり着いたのが若干縦長なルームメイトのデザイン

しかも、ろ過システム、照明システム、ヒーターが全て水槽内部に設置できる設計。すべてがすっきりまとめられて、前と左右から鑑賞できる!

ルームメイトシリーズはいまも健在!

現在もルームメイトシリーズは発売されています


我が家のルームメイト901は既に製造していないので、中古品を購入しました。ライトやろ過ポンプは使い物にならず、ヒーターもありません

でも、現在はアクア用品の進化により高性能化、小型化が進んでいまして、それらをうまく使えば水槽は機能します

中学生の当時、欲しいけれども高過ぎてとてもじゃないけど手の届かなかった憧れの水槽だったルームメイト901。若いアクアリストにとってはただの古いオールインワンタイプ水槽ですが、私にとっては宝物

デザイン性を追求したアクアリウムを楽しみたい人へ、オールインワンタイプの水槽はおすすめです

それじゃ、また

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♪うれしい、楽しい、よかった、ありがとう、しあわせだ~

よし、いいぞ!大丈夫だ!今日も行くぞ!

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