育成難易度最高峰!魅力的なレースプラントの育成日記2022-2023シーズン

アクアリウムとアクアカルチャー

こんにちは、エッゲルです

レースプラントの育成チャレンジ2022-2023シーズンはおよそ6カ月が経過した

5月現在の状況を確認し、考察していきたいと思う

2021-2022シーズンは、コンディションのいい塊茎が手に入る幸運に恵まれて、見事開花までの育成に成功した

そんな成功体験を引っさげて挑んだ2022-2023シーズンの結果は

結論:残念!開花に至らず。イメージには程遠い状況

結果はご覧のとおり。完敗である

レーズプラントは手強かった。これまでの経験知の全てを注ぎ込んだけれども、満足には程遠い仕上がりとなっている

大変厳しいシーズンとなった

展開しては落とすを続けた葉

シーズン開始と5月現在の比較をしたいと思う

まずは、シーズン開始の画像

続いて5月現在の画像

縦方向への成長は確認できない。確認できないどころか、衰退していると判断できる

レースプラントが植えてあることすらわかるのが危うい

シーズン開始当初についていた3枚の葉は、あたらしい葉にどんどん生え変わり、ある時には6枚の葉を展開するまでに成長した。しかし、葉の大きさが10㎝に到達するあたりで葉の一部が黒色・壊死。すべての葉がそんな経緯を辿った。

あたらしい葉の展開はみられていた。しかし、次第に葉の黒色化と壊死のペースが勝るようになって、衰退していったのである

考えられる原因を探る

なぜこんなことになってしまったのか。原因を考えたいと思う

熱帯魚の飼育経験は20年以上になるけれど、水草の育成経験はトータル5年にも満たないと思う。なので、水草育成のプロフェッショナルである轟元気氏のHP「ordinary-aquarium」や高城邦之氏の書籍を参考に考察していきたい

Ordinary-Aquarium | プロが解説する初心者必見の水草情報ブログ


水草の健全に育成させる環境づくりには5つの条件があるらしい

それは、水温、光、CO2、水質、肥料の5つ

水草育成を成功させるには、これらの条件をクリアすることが肝要

逆に考えればこの5つの条件のクリアは、レースプラントの育成を成功させる道筋になる可能性があるということ

ならば、今回の我が家の育成環境が5つの条件に照らし合わせてレースプラントに対して適切な環境であったか確認してみたい

1.水温

やや低めの水温(18~23℃くらい)を好むといわれるレースプラントなので、育成シーズンを高温になりがちな夏場を避けて、シーズン開始を11月頃に設定している

水温は水温計で常時チェックしていた。温度の変化幅は18~24℃の範囲であった

2.光

レースプラントの要求する光量は、1500~2500㏐

我が家は3本のLEDを使い、3110㏐の光量を確保していた

3.CO2

レースプラントのCO2要求は60㎝水槽(水量57ℓ)を基準として、1秒に1滴

我が家の水槽は45㎝水槽で水量30ℓなので、水量から考えれば半分の2秒に1滴と考えていいのか?これに関してはどういった判断が適正かわからない

我が家のCO2は水草の様子をみながら5秒に1滴の供給だった

4.水質

レースプラントは硬度の低い水を好むとのこと

我が家の低床はアマゾニアVer2を使っている。PHは月1回のチェックで6.5~7.0であった

硬度は水道水を測ったことがあり、GH2.0だった

水道局のデータによれば水道水のTHは、40くらいらしい

レースプラントが要求する硬度の数値は不明だ。THの数値がおよそ40なのは水草にとって悪くない硬度のようだ

5.肥料

レースプラントはソイルと砂利のどちらでも育成できる。根から養分の吸収を積極的にするらしい

アマゾニアVer2を2021-2022シーズンから引き続いて使用した。ただし、アマゾニアVer2は元々栄養分の少ないソイルとのことなので、固形肥料のOKOSHIを規定量、定期的に追肥していた

液肥はADAグリーンブライティシリーズのミネラル・アイアン・窒素をコケの発生具合をみながら毎日添加する予定だった。しかし、添加早々にコケが発生したことから、1月頃から添加しなかった

さすがは難種といわれるだけのこはある。相手にとって不足なし!

以上の検証結果からすると、考えられる成長不良の原因は

  • CO2添加量の不足
  • 水道水の硬度TH40はレースプラントの要求する硬度より高い?
  • 栄養分の不足。栄養分のバランスが悪い

以上のことが考えられた。なので、

  • CO2の添加量を2秒に1滴にする
  • 何か硬度を下げる対策を講じる
  • 低床をあたらしいソイルへ入れ替えるか、何か別の低床を検討する

以上の対策を講じてみたいと考えている

その他にも、キューバパールグラスが繁茂したため、供給したCO2や栄養分がレースプラントに届きにくくなったように感じもするが、これは実際どうなのか調べるのは難しそうだ

7月入る頃には水温が厳しい時期に入ってくるので、近いうちに体制を立て直して報告したいと考えている

それでは

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よし、いいぞ!大丈夫だ!今日もいくぞ!

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