こんにちは、エッゲルです
昨年末に卵が消えてピンチを迎えていたエガーザイは、偶然お試ししていたストックでなんとか乗り切ることができている
孵化後90日以上を経過して、雌雄の分化はほぼ完成形となった
ここで、ノソブランキウス属のなかでもノソブランキウスエガーザイ独自の魅力をひとつお伝えする。それは、雄の表現に個体差がみられることだ
結論:エガーザイは、これのみでバリエーションを楽しむ奥深さがある
私は、この種のバリエーションを楽しむだけで自宅でのアクアカルチャーを十分満足している。毎回どんな表現の個体が出て切るのかがワクワクして仕方ない
豊富なバリエーション
今回出てきた雄達のなかから、いくつかピックアップしてみると
これは、ストロベリーレッドの表現強めの個体。頭と尾の全体にストロベリーレッドがのり始めている。さらに胸鰭も色付きがはじまってきた
こちらは、ホワイト強めの個体。前の個体とパッと見くらべて、白い印象なのをおわかりいただけるだろうか。頬、尾、胸鰭、身体のレッドが少ないことで白い印象を表現している
こちらは、サイズが一回り小さいようだ。頬、尾鰭は白い。胸鰭にストロベリーレッドはのっていない。ボディは局所的にストロベリーレッドが集まっていて、ストライプのような模様になっている
3匹のピックアップでもこれだけの個体差がある。これがさらに成長し40㎜オーバーをする頃になればもっとストロベリーレッドが強まる個体やホワイトが出る個体が登場してくる。尾鰭はソリッドレッドだったのが、ホワイトが入って、霜降りのような模様になる個体も出てくるのだ
表現を決定している要因は何か?
表現を決める要因は、はっきり言ってわからない
魚に限らず自分の目的とするの表現を固定する方法は、理想の表現が出ている個体を選別して繰り返し交配することだ
金魚の改良品種は毎回この工程を経て、改良品種が維持されている
ノソブランキウスエガーザイの色はどうだろう?選抜育種といわるこの方法はあらゆる生物でおこなわれて結果の出ていることだから、ノソブランキウス属に限ってそれがあてはまらないなんてことは考えにくい
だから、自分好みの個体作出にチャレンジしてみるなんてことも試す価値があるかもしれない
20年以上この種にはまっているのだから、せっかくだったらとことん掘り下げてみるのがいいかも
それでは
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