こんにちは、エッゲルです
初めてノソブランキウスを飼ってから20年。細々と細々と累代繁殖チャレンジを続けて、現在はなんとかできるようになっています
それまでには数えきれなほどの失敗を重ねてきました
その原因は大変クセのあるノソブランキウスの生態ゆえ
卵を水からあげて、数カ月も保管するなんて魚は珍しいです
さらに、孵化して1年程度で寿命を迎えちゃうという
ペットショップで成熟した生体を安くないお金払って買っても、半年くらいで逝ってしまう
一般の熱帯魚のように流通しにくい理由がここにあるように思います
趣味の人同士や専門店では卵で取引することも少なくありません
そこで疑問
スタートさせるのは卵からか?生体からか?
結論:卵から始めた方が累代繁殖を成功できる可能性は高い
卵から始めるデメリットは
- すぐにキレイな生体を楽しめない
- 稚魚用の餌が必要(ブラインシュリンプを沸かさなければならない)
- 稚魚を管理するための水槽が必要
- エサの回数が多いのが手間(少ない量で回数を多く与える)
- ごく一部の専門店しか取り扱いがない。一般的なアクアリウムショップの卵の販売は皆無
卵から始めるメリットは
- 成魚の導入でよくある突然死のリスクを回避できる
- 確保できる個体数が多い(値段は1ペアと10個以上の卵が同じであることが多い)
- 卵から育った個体は自宅の水によく馴染んでいてコンディションがいい
- 稚魚育成スキルがはじめから身に着くので、後の苦労や失敗が少ない
私の経験から申し上げますと、魚と卵が売っていたならば卵からいかれた方がいいかと思います
ショップでキレイな魚をみると持ち帰ってすぐに泳がせたいと強く思うんですよ
でも、それをグッと我慢して卵から飼いこむと数か月後には美しい魚たちが育ってくれます
稚魚の育成にブラインシュリンプは必須
稚魚は孵化から24時間以内に餌を食べ始めます
なので、卵を水に漬す前にブラインシュリンプの準備をしておきます
そして卵の孵化のタイミングにあわせてブラインシュリンプの供給を開始できるよう準備をします
稚魚のお腹がオレンジに色付いて、ブラインシュリンプを食べているのが確認できればひと安心
あとは餌の与え過ぎで水を汚さないよう気を付けながら飼えば、うまく育ってくれると思います
みなさんもノソブランキウスの奥深い世界へ足を踏み入れてみてはいかがでしょうか
それでは
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♪うれしい、楽しい、よかった、ありがとう、しあわせだ~
よし、いいぞ!大丈夫だ!今日もいくぞ!
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