検証:卵の休眠期における、ピートの保湿管理について

アクアリウムとアクアカルチャー

こんにちは、エッゲルです

ノソブランキウスエガーザイの累代繁殖に成功してから5年以上が経過。いま自宅では、14代目達が私と生活している

昨年末の卵の消失事件以来、卵の調子がおかしい。保管中の卵の消失が激増しているのだ

魚から卵まで、管理方法は変更していない。にもかかわらず、卵の消失が顕著にみられるようになっている

これまでの経験から、卵消失の原因のひとつはピートの保湿状態と考えている。ピートの色が変わるくらい乾燥していてはダメ。湿り過ぎてジトジトしていてもダメ。逆に言えば、色が変わらない程度かつ、ジトジトしないピートの状態が保てれば成功確率が高まると考えられるのだ

そこで、我が家のパネルヒーターを利用した保管箱におけるピートの状態変化を検証してみることにした

結論:タッパーにピートを隙間なく詰めた方が、ピートの乾燥を避けられる

結論は、この状態で上からフタをすることが、ピートから水分を逃さない最良を方法と思われる

材料・方法

容量70ml程度のタッパーを2つ用意し、各試験区として水分を含んだピートを設置した

試験区A:容量いっぱいにピートを詰めてフタをする

試験区B:容量のおよそ半分程度ピートを敷いてフタをする

これらを保温バッグにパネルヒーターを設置した保温箱の中で保管し、10日間程度経過後、保温箱から出して、ピートの状態を観察した

結果

保温箱に設置してからおよそ10日後にピートを保温箱から取り出して、ピートの状態を観察した

試験区Aのピートは、全体に水分が保たれており、設置当初との変化は見られなかった

試験区Bのピートは、全体的に著しい乾燥はみられなかったが、中心部付近の表面のピートが乾燥により変色している様子がみられた

考察

結果より、ピートの水分は保管するタッパーに空間があるとピートの一部が変色するほどの乾燥に晒されることが分かった。これは、変色したピートの付近に水分の移動が発生していることを示唆しており、そこに卵があった場合には過酷な環境下による消失のリスクが高まると考えられた

今後の対策は試験区Aのピートをタッパーに隙間を作らないところまで詰める方法を採用し、なるべく保湿状態の変化を起こさない環境で卵を管理しようと考えている

それでは

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