こんにちは、水産の人になったエッゲルです
みなさんはお寿司が好きですか?
サーモンはお好きですか?
サーモンっていくつかのサケの種類があるのをご存じですか?
寿司ネタのサーモンのひとつ、ギンザケという魚をご存じですか?
ギンザケって宮城県で年間1万トン以上も養殖しているのをご存じですか?
こんなに美味しい食べ物があまりにも知名度が低いので、もったいないと思いまして、今回ご紹介します
40年以上の歴史があるギンザケ養殖
![](https://eggermove.com/wp-content/uploads/2022/11/ee907bea4cb4ae96d54119debe8a6985-1-1024x768.jpg)
私が宮城県に移住してきたのは5年程前、それまでは宮城の「ギンザケ」の存在を知りませんでした
日本のサケといえば秋サケで有名な「シロザケ」を連想する人が多いと思います
私は仙台に住んでいたことがありますけれども、ずっと宮城に住んでいる勤務先の人たちですら「ギンザケ」の存在は知られていませんでした
宮城県でギンザケの養殖が始まったのは、1970年代後半。40年以上の歴史があります
宮城県の女川で最初にギンザケ養殖を開始した株式会社マルキンのHPはこちらから
株式会社マルキン|宮城県産ブランド銀鮭「銀王」養殖・卸し (kaki-marukin.com)
生産開始後、過剰生産による価格の暴落や東日本大震災の津波による壊滅的被害を経験しながらも、日本のシェア80%以上を誇る名産品になっています
品質は飛躍的に向上してきている!
地元の生産者さんからのおはなしによれば
養殖を開始した当時のギンザケは、身の臭みが強かったので、地元の人々を含めてあまり好まれなかったそうです
宮城県内でさえ知名度が低いのは、当時の悪い印象を消費者が今も引きずっているからかもしれないとのことでした
しかし、養殖開始当初はイワシなどの魚を餌にしていたものを、EPといわれる魚粉や大豆などの植物原料、脂質、ビタミン、ミネラルを配合し、魚体のサイズにあわせて成型した人工飼料に移行
冷凍技術の発展により、生食による賞味が可能になったことなど
品質は飛躍的に向上しています
地元の回転すしの寿司ネタに利用されるようになっていることは、品質向上を示すひとつの事象と思われます
脂がしっかりのっている!寿司ネタのサーモンにもなっている宮城のギンザケ!
シロザケの脂質含量が4.1%なのに対し
ギンザケの脂質含量は、6.8~28.3%含まれるという説があります
なので、シロザケよりも脂がのっていてとっても美味しいです!
塩焼きでよし
刺身でよし
寿司ネタよし
私は、パスタに絡めて、サーモンのクリームパスタを食べたりしています
醤油、酒、みりんに漬けて、漬け丼にするのも美味しいです
ふるさと納税の商品で購入ができるようですので、一度お試ししてはいかがでしょうか?
それでは
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♪うれしい、楽しい、よかった、ありがとう、しあわせだ~
よし、いいぞ!大丈夫だ!今日もいくぞ!
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