ハロー!エッゲルでございます!
私は、アフリカ原産のノソブランキウスといわれる熱帯魚に魅了されて、気が付くと○○年もノソブランキウスの仲間たちを飼っていました。とくにnothobranchius eggersi といわれる種類を好んで飼ってきまして10世代以上の累代繁殖に成功しました
繁殖させたnothobranchius eggersiの動画はコチラ
先日、偶然にもミジンコが手に入りまして、初めてミジンコを飼ってます
ミジンコは、稚魚期の魚や小型魚のエサになるってはなしがあるんですよね。栄養は、水分が多くて栄養がないっていう人がいれば、ミジンコを与えると魚が大きく育つっていう人もいます
こちらのように、ある程度の栄養価があるっていう報告もあります
卵生メダカのエサとしては使えるって聞いたことがあるので、これを自在に殖やせればエサ代の削減につながるし、ノソが元気に育つんじゃない?って考えました
結論:思ってたより簡単に殖やせました!
ミジンコって、何食べるかわからないし、少しの環境の変化で死んじゃうんじゃないか?って勝手に思ってたんですけど、意外と丈夫でした
材料・方法
まず、殖やす方法を考えるにあたって、情報収集しました。今回は、カミハタさんのHPを参考にしました
どうやらドライイーストがミジンコのエサに使えるらしい。偶然にも我が家にドライイーストの使い残しがありまして、こちらを使ってみることにしました
用意したもの
- コーヒーの空き瓶(およそ1ℓ)
- カルキ抜き
- ドライイースト(耳かき1杯くらい)
- ミジンコ(大きさおよそ5mmを10匹)
全部自宅にあったものを使っているので、費用は0円!水槽の飼育水を使おうと思ったんですけど、純粋にドライイーストの効果を検証したかったので、水道水をカルキ抜きした水を使いました
瓶に水道水を注入。カルキ抜きをいれて、そのあとドライイーストを入れました
ドライイーストによって、白い濁りが出ています。これが後の結果で変化します!
1時間ほど置いて水温をあわせてからミジンコ10匹を投入しました
瓶の左の真ん中あたりにポツっと見えるのがミジンコです。あの大きさのが10匹入っています
このまま部屋に置き、止水の状態で経過観察しました
結果
4日後の様子です
水が明らかに透明になっています!ここで、スタートのときと比較してみましょう
これが検証スタート時
これが4日後。どうですか?かなり透明になっていますね?
目視で確認しましたら、ミジンコは、はじめに投入したと思われる大き目のミジンコが10匹生きていました
そして、なんと瓶の下のほうには、無数のミニサイズのミジンコがいました!ざっとカウントして80以上はいました
考察
ミジンコはドライイーストを入れた水で殖やすことができました。今回の結果では、4日間で10匹のミジンコから80匹以上ミジンコが生産できました
今回殖やせたミジンコを容量を増やした水で管理すればさらに増殖することができると示唆されます
ミジンコは突然消えてしまうとの話を聞きますが、もし原因がエサの不足によるものだとすれば、ドライイーストの添加によって、栄養供給の問題を解決できる可能性があると考えられます
ただ、ドライイーストで増殖したミジンコの栄養価については不明なので、ドライイーストで増殖させたミジンコを与えた魚の成長具合を検証する必要があると思われます
ミジンコはネットで手に入るようですので、興味のある方は是非ためしてみてください
それじゃ、また
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