幼少期の心に刻まれた思い出:初めての熱帯魚の世話、悲劇と教訓から得た宝物 – 魚たちの生命とのつながり

アクアリウムとアクアカルチャー

ハロー、エッゲルです

先日、我が家の水槽にアルビノコリドラスを1匹迎え入れたんだけど、なんで迎えたのか?それは、幼少期の苦い思い出を今も引きずってきたから

時代は昭和の末頃、エッゲル少年はまだ小学生になって間もないころ、

兄の同級生のMさん家は、とてもセンスのいいお宅で、エッゲル少年がみたことのない当時はやりの遊び道具やおしゃれなものがあった。エッゲル少年は兄についていき、そんなオシャレなMさん家で遊ばせてもらっていた

ある日のこと、リビングの隅の棚におよそ30リッターとおよそ20リッターの水槽が置かれていた。エッゲル少年が人生で初めてみる熱帯魚は、そこでキラキラと光を放ちながら泳いでいた

白いフレームの30リットルタンク。低床は南国砂、ところどころにビー玉が沈めてある。エアカーテンでエアレーション。小さな魚が入れるサイズで横に穴が開けてある土管がひとつ。泳ぐのは、ブラックテトラ、レッドテールブラックシャーク、トランスルーセントグラスキャット、グッピー、グローライトテトラ、プラティ、アルジイーター、コリドラスアエネウス、そしてアルビノコリドラス。魚の数は、多すぎず少なすぎずの絶妙のバランス

黒いフレームの20リットルタンクには、ネオンテトラがおよそ10匹のみのシンプルな水槽

ここがアクアリストエッゲルのはじまり

夏休みに入り、Mさん家は1週間程度の旅行へ行くことになった。そこで、我ら兄弟へ熱帯魚にエサをやってほしいとの話を受けた。思いがけない大役に嬉々とするエッゲル少年、熱帯魚に全く興味がないからテンションダダ下がりの兄。

頼まれた期間中毎朝7時半にエサを与えにいった。そこで初めて目にした黄色いパッケージのテトラミン。蓋をあけると、なかには信じられないくらい薄っぺらくてパリパリしてて、赤・黄・グレー・グリーン色した物体が入っている

なんだこれ!?ホントにこれが餌なのか?

兄も私も初めての熱帯魚の餌やりに初めてみるテトラミン

兄&エッゲル少年:餌と間違えて何かの薬だったらどうしよう…。ホントにこれであってるのかな?エッゲル、母さんおところへ行ってこれであっているのか聞いてこい!

などと言われながら、ほかにエサらしきものは見当たらないので、恐る恐る、耳かき1杯程度を水槽へおとしてみる。すると、入れたとたんに餌に食いつく魚たち。よかったと一安心

テトラミンって赤いヤツだけやたらと吐き出しませんか?私の思いこみだろうか?

翌日も同じ時間に餌をやる

すると、1匹だけ餌に反応せず水槽の壁面にとどまったままの魚をみつける。いつも底のほうを泳いでいるはずのアルビノコリドラスだった

エッゲル少年:お兄ちゃん、この魚、餌食べに来ないよ

兄:あれー、どうしようかな。大丈夫かな…

アルビノコリドラスのいる水槽壁面真上から餌を落とす。しかし、アルビノコリドラスは頭の前を通る餌に反応しなかった。

兄&エッゲル少年:どうしよう?死んじゃったらMさんになんて言ったらいいのか。熱帯魚って高いんじゃないかな?

焦りまくる兄とエッゲル少年。すぐさま家に引き返して母へ報告

母:Mさんに連絡いれとくわ

兄:やっぱりあれは餌じゃなくて、間違えて薬か何か入れちゃったのかな?

エッゲル少年:ほかの魚も死んだらどうしよう

餌やりの嬉しさが180度ひっくり返って、とんでもない不安とプレッシャーを感じながら、次の日も同じ時間に餌やりに行くと、アルビノコリドラスの姿はなかった

兄&エッゲル少年:いない…どうしよう

その後、Mさんからの話によると、Mさん家の旦那さんが仕事から帰ってきたら、死んでいたとの話だった

それから今日までコリドラスはいろいろ飼ってきたが、アルビノコリドラスは迎えてこなかった。迎えてこれなかった?

それから30年以上が経過しても、その苦い記憶が残っているので、私なりの罪滅ぼしといっては何だけど、アクアリウムの経験と知識がある程度みについた今、生命をしっかりと全うしてもらおうという思いでお迎えすることにした

コリドラスの寿命は10年以上生きるのもいるそうなので、オレは生きたぞー!ってアルビノコリドラスに満足してもらえるようお世話させてもらいたいと思う



よろしく!

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♪うれしい、楽しい、よかった、ありがとう、しあわせだ~

よし、いいぞ!大丈夫だ!今日もいくぞ!

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