水産資源と養殖技術について学ぶなら、この本を読もう! – 水産業書籍レビュー

アクアカルチャーの仕事に使う資格

こんにちは、エッゲルです

このところ、起床時間は毎朝3時半

日の出にあわせて仕事開始だ。アクアカルチャーは生き物の生態に人間があわせて動かなければならない

これから日の出の時間がどんどん早くなっていく。それとあわせて私の起床時間も早くなっていくのだ

いまの日本と世界のアクアカルチャーはどうなっているのか?その概要を知りたいと思っていた。アクアカルチャーを愛すると語るもの、世界規模のアクアカルチャー動向が頭に入って当然だろう

そんな時に飛びついた愛読書がある。アクアカルチャーではマグロ養殖で有名な近畿大学編集よる書籍「トコトンやさしい 養殖の本」


この内容を参考にいまのアクアカルチャー動向を把握していきたい

水産物の消費は増え続けている

世界の水産物の需要は2016年で2億トンを超えている。日本に住んでいると人口が減少に転じ、日本人の食生活の変化による魚離れがあって、水産物消費は減少傾向にある。私も魚介類は鳥肉に比べて高いので、毎日食べてはいない

しかし、世界規模でみると人口の増加による消費の拡大が毎年膨らんでいるようだ

世界全体では2016年頃、すでに自然から魚介類を獲る漁獲を養殖上回っていた

世界の海産物は2016年の時点で既に天然物が枯渇状態になっているものがほとんどらしい。養殖生産量が増え続けているのはこうした理由からもひとつと考えられる

私は、スーパーに行くと淡水魚より海水魚の方が品揃えが圧倒的に多いから、養殖物も海水魚の方が多いと思っていた。しかし、世界のアクアカルチャーは淡水魚の方が海水魚より遥かに多く生産されているらしい

養殖の魚で食べるっていえば、ブリ、タイ、サーモン、フグ、ヒラメなどなど。淡水魚っていえばアユ、ニジマス、ウナギくらいしか浮かばない

世界ナンバーワンの養殖生産量はダントツで中国

世界の養殖トップが中国とはしらなんだ。しかも世界の養殖生産の58%を占めるという驚異的な数字。日本の養殖生産量は世界11位で世界シェアは1%。中国の60分の1だそうだ

中国では淡水のコイの仲間をたくさん養殖してるんだそうで、ハクレン、コクレンなどをつくっているとのこと

私はコイは食べたことない。以前、フナの佃煮を試食したことがあるけど、すごく美味しいというものではなかった

日本の利根川や霞ケ浦で外来のハクレンが沢山いるらしいから、日本の環境でも養殖はしやすいんでしょうが、私は完全養殖技術をもっと進歩させてウナギの養殖を増やしてほしい

ウナギは最高だ

日本でアクアカルチャーといえば海で生簀で魚みたいな勝手な偏見と先入観があったけれども、世界規模でみると淡水魚の方がはるかに多くて、私の仕事はマイノリティーの時代だってことに気づかされた

養殖生産量は1990年におよそ1700万トンだったのが2016年にはおよそ11000万トンになっているというから、このさき10年20年と経過するといまよりもガラッと変化した世界になっているんだろうな

私も乗り遅れないように勉強勉強!

それでは

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♪うれしい、楽しい、よかった、ありがとう、しあわせだ~

よし、いいぞ!大丈夫だ!今日もいくぞ!

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