こんにちは、エッゲルです
アクアリウムのお掃除係に欠かせない生き物。それは、ヤマトヌマエビ
アクアデザインアマノのネイチャーアクアリウムで頻繁に使用されてきたことから、海外ではアマノシュリンプと言われることもあるとか
ヤマトヌマエビは我が家でも水草水槽とノソブランキウス水槽で活躍しています
生息域は日本にも分布しており、温度と水質の適応範囲は広く、とても丈夫で飼育が容易です
食性は雑食性。コケや残餌を積極的に処理してくれます
ノソブランキウスの繁殖水槽へも投入しており、残餌やコケを食べてくれています
ある日、産卵床のピートモスの上で積極的に何やらハムハムしている様子をみたときにふと考えたのが
雑食性で何でも積極的に食べるので、ノソブランキウスの卵も捕食対象になる可能性があるのでは?
こうした疑問が湧いた次第です
ヤマトヌマエビの食卵可能性について検証してみました
材料・方法
試験区A:観察ケースへノソブランキウスの卵10個を用意し、そこへヤマトヌマエビ1匹を投入
試験区B:シャーレにノソブランキウスの卵10個を用意し、他は何も入れません
水は繁殖水槽で使っていた飼育水を使用
温度変化も統一されるよう試験区Aと試験区Bを隣同士に設置して24時間後に残った卵の数をかぞえます
右上のアルビノミニブッシープレコさんは今回関係ありません
結果
検証の結果、試験区Aは卵が開始時の10個から24時間後は10個のままでした
試験区Bは、卵10個が24時間後は10個のまま変わりませんでした
以上の結果から、ヤマトヌマエビによる捕食は確認されませんでした
考察
ヤマトヌマエビは雑食性であることから、ノソブランキウスの卵も捕食対象になる可能性があると考えられました。しかし、結果はヤマトヌマエビが入った水槽から卵が減ることはありませんでした
このことから、ヤマトヌマエビはノソブランキウスの卵を捕食しない可能性が示唆されました
しかし、今回の検証は観察時間が24時間と短時間であるため、それ以上の経過をみることで結果が変わる可能性が考えられます。さらに、環境変化によってヤマトヌマエビの警戒心が増したことによる行動の抑制も考えられるため、ヤマトヌマエビが活動しやすい環境下で検証すると別の結果が出る可能性があると思われます
我が家はヤマトヌマエビをノソブランキウス繁殖水槽お掃除役として
今後も採用!
となりました
それでは
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♪うれしい、楽しい、よかった、ありがとう、しあわせだ~
よし、いいぞ!大丈夫だ!今日もいくぞ!
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