ノソブランキウスの水質管理

アクアリウムとアクアカルチャー

こんにちは、エッゲルです

魚を飼ったことのある全ての人は、様々な問題が起きて、失敗して、それを乗り越えてきたと思います。わたくしもそんなアクアリストの一人です。がさつでいいかげんなので、人一倍失敗を経験してきたはずです

熱帯魚も水草も、エビも貝もみんな命があるのですから、失敗はなるべく少なくしたいと思いますよね

アクアリスト歴20年以上になるとこれまでの経験から、いっぺんにたくさんの命を天国へ送ってしまうような失敗はほとんどなくなっています

今日は、我が家でやっている水質管理のおはなしです

人間にとってのいい水と魚にとってのいい水は違う

日本の水道水は世界と比較して、とってもいい水なんだそうです

日本の淡水魚であれば、塩素が抜けたり、中和された水道水をそのまま使っても元気でいてくれるのですが、我が家のノソブランキウスでそれをやってしまうと、パタパタと天国へ逝ってしまいます

一般的に気難しい熱帯魚といわれる種類は、調子を崩してしまいがちです。これは、水道水が魚の生活できる水になっていない可能性があります

その課題を解決するのが種水づくりと言われていて

種水というのは、水道水を魚の生活できる水に変えた水なんですね

PHを測る

昔から使っているテトラ社のPHテストキット。いまは、テトラ社じゃなかったんでしたっけ?

90年代当時はこれを買うにも経済的に大変でしたから。魚を観察するだけで体調管理していたな~

これにお金かけるなら、もっと魚と水草と器具買いたいって~

とか考えていました

でも、試薬キット使うってなんかかっこよくない?

などと思ってもみたり

でも、勉強嫌いの私は、水質に関しての大した知識のないままPH6.8から7.5を守ればそれだけでOKと思って使っていました。アンモニア中毒や亜硝酸中毒を知るのは、大学になってからというとても恥ずかしいことになります

PHはTest6in1にもあるんですけど、数値がいつも怪しい。水道局の水質データとかけ離れた値が度々みられましたので、こちらのキットでPHを測っています

測定している主な目的は、NO3の蓄積具合の参考にしているのと、水替えによるPHショックを避けるためです

NO2、NO3を測る

Test6in1を使ってNO2とNO3を測ります

NH3とNH4が微量でも一番危険なんで、できればNHも測りたいんです。テトラ社さん、NHも追加よろしくお願います!


NO2は0を目標に、NO3は50mg以下になっているか確認します

よし!OK!

NO3は、蓄積してもコンディションが悪化しにくいとの説もあるようです。しかし、我が家の魚達は食欲が落ちたり、エロモナス病の症状が出てしまいますので、NO3の数値も注意します

TDSを測る


TDSで水の電気の通り具合を測ります

これは、普段と比べて異常な数値になっていないかの参考程度にしています

塩を入れた水は測定不能になるので、塩の入れ忘れがないかの確認にもなります

電気伝導率っていったらディスカスだけだと思っていましたけれども、いまや通常のアイテムとして浸透しているんですね~。時代は変わりましたな~

数値は大事。でも肝心なのは魚を観察すること

昔、ADAの特約店の店長さんとお話したときに言われました

店長:数値は無視できないけれど、いちばん大事なのは魚を観察することだよ

たしかに!数値のことばかりにとらわれていたエッゲルへの忠告だったんだろうな

数値は肉眼で見えない世界を知るために使って、肉眼で観察することとの合わせ技なんですよね

さらにこれらに微生物の世界の情報が加わって、元気に生き物たちが過ごせる環境ができあがります

まだまだ奥深いアクアリウムの世界

みなさんもやってみます?

それでは

ポジティブ言葉へ変換トレーニング

♪うれしい、楽しい、よかった、ありがとう、しあわせだ~

よし、いいぞ!大丈夫だ!今日もいくぞ!

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