熱狂の波紋?:海面水温急上昇がもたらすアクアカルチャーの異常事態

アクアカルチャーの仕事に使う資格

こんにちは、エッゲルです

久しぶりになっちゃった、そのワケは

仕事が忙し過ぎたんだ

いまのアクアカルチャーの仕事はとにかくシーズンオンオフで仕事量の差が大きい

いちばん忙しい時期のいまは、起きるのが朝2時か朝1時

午前中で一端仕事が終わり、14時くらいから午後の仕事をしてる。それで次の日も朝早くから仕事

家帰ったらさっさと食事して入浴して睡眠時間をなるべく多くとる。そうしないと身体がもたないし、ケガする危険も高まる

だから、健康第一を考えたら、ブログを書く時間がなくなったんだね

今も忙しいけど、流石に投稿しなさすぎたから、気合で書くことにしたぞ

今年のアクアカルチャーの現場はどうやら去年とは具合が違うみたいなんだ

結論:今年は平年よりかなりはやくシーズンオフを迎えそう

私が勤めているアクアカルチャー会社や他社を含めた全体の動向から、今年のアクアカルチャーは1カ月くらい早いペースでシーズンオフを迎えそうだ

養殖している生き物の成長が平年よりかなりはやい。要因は水温?

ベテランの人は長年の経験から、大体の時期でどの作業をすることになるのか知っているようだけど、今年はかなり早い時期から水揚げに関わる作業があちらこちらで始まっているそうだ

それはつまり、生き物の成長が平年よりかなりはやくなっていることがうかがえる

使っている道具や餌はどこも去年から大幅な変更をしているところはないようだ

にも関わらず、生き物の成長がいい。なぜか、

生き物の成長に重要な条件のひとつが温度だ。温度が成長を早めていると思われる

データからみる海面水温の状況

気象庁のHPに海面水温のデータがあるのでそれを参照してみた

まずは、今年6/10の海面水温の分布図をみてみよう

18℃のラインに注目してみたい。宮城県の金華山のあたりに到達しているのがわかる

次に2022年の同日の海面水温分布図をみてみると

このように、金華山付近はまだ15℃のラインになっている。18℃のラインはというと、画像に入っていないくらい南、福島県のあたりにありそうな状況がわかる

このデータから、今年は去年と比べて黒潮の温度の高い水温がはやいペースで北上しているのがうかがえる

実際、仕事をしている生簀まわりを水温計で測定したら、このデータに近い温度になっていた

さらに、平年と比較した温度分布図をみることができる

平年より高いほど赤い。平年に近いところは白

明らかに赤色が広範囲を占めているので、いかに今年の海面水温の上昇が早いペースになっているのかがわかる

養殖現場で今年は見かけない生き物

生簀のまわりでみかける生き物にも変化がみられている

それは、マイワシをみかけない

去年と一昨年は生簀の周りを群れでグルグルしていたけど、今年はまだ来ていない

なぜなのかはわからない

宮城県名産の養殖ギンザケのシーズン終了も早まるかもしれない

宮城県のギンザケを食べにいらっしゃる人は、今年は7月までがいいかもよ

冷凍技術が進んだ今は、年中食べられるけど、やっぱりその時期に食べたいって思う人はそうしてね

それでは

ポジティブ言葉へ変換トレーニング

♪うれしい、楽しい、よかった、ありがとう、しあわせだ~

よし、いいぞ!大丈夫だ!今日もいくぞ!

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