戦争へと扇動されていく国民。現代の日本国民は戦争に突入していった当時の日本国民と変わらない危うさを抱えている(1937年の日本人)

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ハロー、エッゲルです

20世紀、日本は第二次世界大戦で負けました

そもそも日本国民は他国との戦争を望んでいなかったんだそうな

なぜ日本は戦争に突入してしまったのか?なぜベトナム戦争のアメリカ国内で起きたような反戦運動がおこらなかったのか?

当時の日本国民のなかには、アメリカへ渡航歴があって、日本がアメリカや世界を相手に勝てる国力を持っていないと知っていた人もいたそうだ。にもかかわらず軍事衝突以外の手段をとれなかったのはなんでだろうか?

山崎雅弘著「1937年の日本人」には、戦争に関心のなかった日本国民が、たった1年程度の期間で、軍・内閣・マスコミ・企業による扇動であっという間に戦時体制へ引きずり込まれていく様子が朝日新聞記事をネタにして書いてある現代の日本人への警鐘になる内容だ


明日は我が身

これを読んで感じたことは

明日は我が身

である。

軍>内閣、パワーバランスが生む危うさ

当時の軍は統帥権を盾に内閣の意見を聞き入れないことができた。さらに、軍部大臣現役武官制の仕組みは、軍の意向に背く内閣は成り立たないようにしていた。これが軍主導で国を出口のみえない戦争に向かわせてしまった原因のひとつかもしれない

自衛隊は政府のコントロールがあるから、当時と現代と異なるところか。しかし、台湾有事など、何をきっかけにパワーバランスが乱れるか将来はわからないよね

人のため、お国のため、正義のための同調圧力

支那事変が勃発。近衛文麿は蒋介石との和平交渉継続ではなく、国内の戦時体制づくりへ舵をきる

大手新聞社と大手企業を集めて挙国一致の精神を!

ということで、国民精神総動員運動ですって。雲行きが怪しくなっていく。現代と同じくマスコミのチカラはとても強く、さらに企業までタッグを組んで戦争に関心のない国民を扇動していく

国全体が戦争に突入していく状況づくりは、新聞社と企業が一役買ったことがよくわかる。軍隊と政府だけじゃなかったんだ

日本国民がみるみるうちに戦時体制へと扇動されていっちゃう様子がわかる。高価なあれは買うな、安いこれを買え、高いあれは使うな、安いこれを使え、

この本を読んでわかるのは、生活の変化が流動的であるところだね。だから気づかないうちにどんどん権利を国に奪われていく

資産、能力、身体、労働力云々。みんなお国のため。ひとり戦争反対叫んだとて変えられない世の流れ。挙国一致の精神おそろしやといったところか

「よく死んでくれました。」一方で、千人針をつくる婦人たち

婦人たちの矛盾する言動が当時の同調圧力社会を表現しているよね

本音と建て前。当時の国民がいかに圧力を受けて生活しなければならなかったのかがわかるな

国家総動員法の成立で発言の自由すら奪われた状況だから。それはそれは辛かったろうにな

なぜつっこまなかった?近衛文麿の鞍替え発言

近衛文麿の支那事変に適用するか否かについての鞍替え発言はとっても重要だと思うんだけど、当時の議員はなんでつっこまなかった?国民の生活はこれでガラッと変わっちゃうのになんでだろうか?謎だよね

今の私と変わらない1937年の日本人

この本で気づいたこと

  • 1937年の国民は戦争に関心がなかった
  • 近衛文麿と新聞社・企業は国民を戦時体制へ扇動し、後に多くの犠牲が出た。その責任は重い
  • 日本軍は支那事変の対応で、出口戦略がなかった

今の私は1937年の日本人と同じく戦争に参加したくない。1937年の日本人と同じくマスコミから情報収集し影響を受けながら生活している。1937年の日本人と同じくコロナのマスク着用や予防接種など、同調圧力社会で生きているんだ

つまり日本国民の私は1937年の日本人と変わっていない内面を持ち合わせている。ということは、

明日は我が身

という結論が出てきちゃった。あ~、どうか世界が平和になりますように

それじゃ、また

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♪うれしい、楽しい、よかった、ありがとう、しあわせだ~

よし、いいぞ!大丈夫だ!今日もいくぞ!


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